お便所
どうもどうも。
もういい歳だから口が悪いのをなんとか直したいなぁとずっと思ってるんだけど、これがなかなか直らないよ。特に、感情的になるとすぐ「ウンコ」って言っちゃうのを直したい。こひくんとケンカしたときとか、「うるさいばか!ウンコみたいな顔しやがって!」とか言っちゃうんだ。もう29歳なのに。あげく女なのに。なに考えてるんだろうなぁ。わたしはばかだなぁ。
ウンコみたいな顔した人間なんてこの世にひとりもいません!
そんなのはじめからわかっているのにね。
こひくんだって三十路を手前にして、いっちょまえにメンズ物の化粧水とかでケアしたりしてるんだ。そんな相手にむかって「ウンコみたいな顔」って超失礼じゃないか。
そんなある日。
こひくんに「化粧水の調子どう?」と聞いたら、こひくんはヘラヘラ笑いながらこう答えた。
「わりといいよ!いちおう毎日ちゃんとつけてるし!あーでも最近ちょっとお肌のお手洗いサボり気味かもっ!」
え!!!!!!
お肌の「お手洗い」・・・・???一般的にトイレを指すあの「お手洗い」・・・・???
超ビックリした。普通の人はお肌を「お手入れ」するけれど、どうやらこひくんはお肌を「お手洗い」するらしい。
じゃあわたしの言った「ウンコみたいな顔」というのもあながち間違いではなかったんだね。と思った。
トイレとウンコなら当たらずとも遠からずといったところだ。
サイズ問題
ウォー!日記書くの超ひさしぶりだー!おまえらー!やめたと思たかー!残念ながら、みほちゃんやめへんでー!!!ええい〜ああみほちゃんやめへんで〜♪(←もらい泣き)
・・・おまえらって言ってすいません。
ところでおまえら、女子高生がプリクラとか撮るときに目んとこでピースサインをするのは(イラスト参照)何故だか知ってるかい?
こないだこひくんにそんな問題を出されちゃって、わたしはとってもゲンナリしたよ。いい歳したオッサンがプリクラて!なんだそれ!キモチワリー!オッサンの口からプリクラの話されるくらいなら、まだキャバクラとかイメクラとかの話される方が安心感あるわっ!ボケッ!
・・・なんてことを思いつつも、答えが気になったのでいちおう聞いてみた。
「正解はねー!・・・なんか、こうすると目が大きく見えるから?らしいよ!」
へぇ!なるほどねー。まぁそう言われてみると、こうすれば大きく見えるような気もしなくもないねぇ。
「えーみほ、そう思う!?じゃーこれは!?」
・・・・・・・・・・・・・・
生き生きとした顔で自分の股間にピースサインをあてて「どう!?どう!?」と問いかけてくるこひくんを見て、「へー、こひくんはそんなにソレを大きく見せたいんだね。」と思った。
大きく見せようと必死になっているその姿は、とても小さく見えるね。とも思った。
痛い
2,3週間前に左胸が急に痛み出した。
アイタタアイタタなにこれヤベーヤベーと笑ってるあいだに動けなくなり、痛くなり始めて2,3日後には、横にもなれない、風呂にも入れないみたいな有様になってしまった。
さすがにコリャまずい!と思い、こひくんに病院に連れてってもらったところ、なんとまぁ肋骨に!?ヒビが!?えぇぇ!?
ほんともう超びっくりした。なにキッカケでいつヒビが入ったのか。ぶつけた覚えもなければ激しい運動をした覚えもない。考えられることはひとつだけだ。
わたしが寝ているあいだにこひくんが日頃のうっぷんを・・・!!!???
まぁそれはどーだかわかりませんが、とにかくもう痛くて痛くて、ほんっっと死ぬと思った。
お母さんからは「アンタいっつも調子にのってるからそんなことになるんだよ!」という励ましの言葉を頂いたけど、それに対しこひくんが
「お母さん!!みほは調子にのるのが仕事なんですよ!!」
と返していて、へーわたしってそうだったんだーと思った。
わたしが仕事熱心ゆえにヒビが入ってしまったのだなーと思うと、痛みも減るような増すような、不思議な感じがします。
判決
おはようおはよう!元気かねチミたち!
今朝こひくんと一緒にテレビを観賞していたら、『堀江被告に今日判決!』というニュースをやっていた。
「ほほー!ついに有罪か無罪か判決が出るのかー!」と身を乗り出して画面に見入るこひくん。どーでもええわーと思いつつ「そりゃーヤバイね。おおごとだね。」と適当に答えるわたし。するとこひくんが、わたしにこう聞いてきた。
「みほ、この裁判でホリエモンどうなると思う!?」
わたしはうーんうーんと一生懸命考えてこう答えた。
「ひとつ大人になると思う。」
「うん、まぁそれはそうかもしれないけどそういうことじゃなくって、ホリエモンは有罪になるか無罪になるか、どっちだと思う?ってこと。」
なんとまぁ!ふたつにひとつか!わたしの嫌いな2択だ。困った。はっきりいってどっちでもいいし。
「うーん・・・・あの人が有罪か無罪か、それはきっとみんなの心の中にあると思う。」
「うん、それはそうかもしれないけど、みほは!?みほはどっちだと思うの!?」
イラつきを隠せないこひくんにビビリながらも答えるわたし。
「わたしは・・・間違いなくどっちかにはなると思ってる。」
ここでこひくん、怒り爆発。
「んもー!結局どっちなのさー!みほと話してもラチがあかないよ!」
えーーーーーーごめーん・・・・じゃあ、こひくんはどっちだと思う??
「え?俺?俺はねー・・・・・もっと議論が必要だと思う!」
・・・・・・
はっきりしたことがなにも言えない、なんの意見もない俺たち夫婦は、ワイドショーのコメンテーター向きかもしれないね。と思った。
想い
「今日は同僚と飲んでくるから帰りが遅くなるよ。でも午前様にはならないから心配しないでね。」朝そう言って出かけていったこひくんが、深夜1時をまわってようやくご帰還。
おいコラ!オマエの『午前様』っていったい何時からを指しとんじゃいっ!とこひくんの首根っこを揺すりあげようとしたところで、ふと、ある変化に気付いた。
・・・あれ?こひくん・・・朝より太ってない??
「えー!ヒドイ!なにそれ!どういうこと!?」
どういうことって・・・(こひくんの腹をむんずと掴んで)・・・やっぱり!明らかに朝より太ってるじゃないか!すげー!オマエすげー!1回飲みに行っただけでこんなに太るなんて!よく見れば、顔も朝より幾分ふっくらしているじゃないか!こえー!1日ビフォアアフターかよ!人間の体ってこえー!
「えー!ふ、太ってないよう!朝と変わらないよう!」
そう言いながら一生懸命腹を引っ込めて細く見せようとするこひくんの姿が痛々しい。「一生懸命引っ込めてそれか・・・」と思うと、嘲笑を通り越して同情してしまう有様。
そんなわたしの目に耐えられなくなったのか、こひくんはこんなことを言い出した。
「で、でもね!俺のこの腹には、みほへの想いが詰まっているんだよ!!みほへの気持ちの表れがこの腹なんだよ!!」
・・・ほほー。そのボテッとした腹が、わたしへの気持ちの表れなのかー。
じゃあ、「あなたの気持ちが重過ぎる。」っていうのは、こういうとき使うセリフなんだね。と思った。
あるある
あるある大辞典の『レタスで安眠』も捏造か!
というニュースを見て、こひくんが「ひでーっ!俺これは信じてたのに!眠れないときはレタス食べようってずっと思ってたのに!全部ウソかよ!」と怒り出した。
ちくしょう!ちくしょう!とこぶしを床に叩きつけて怒るこひくん。こないだまで「納豆買ったヤツ馬鹿だなぁ」と笑っていたくせに。おまえだって人様のこと言えないじゃないか。そんな思いで眺めていたら、突然こひくんが「あっ!」と声をあげた。
「お、俺、今まで『あるある流』のチャーハンの作り方してたんだけど・・・もしかしてアレも・・・」
・・・あるある流のチャーハンの作り方??なにそれ。どんな作り方?
「卵いれたらすぐごはん入れるとパラパラにできるって、前あるあるでやってたんだよ!俺、それ信じて実行してたんだけど・・・もしかしてアレもウソ!?」
そんなんどっちでもいいわい!と思いつつ「あーまぁウソの可能性もあるかもしれないね。」と適当に答えた。するとこひくん、ワナワナと震えながらこう言った。
「そ、そんな!ひでーよ!じゃあ俺のチャーハン、俺が思ってるだけでホントはパラパラしてなかったってことかよ!!・・・みほ、ごめん!俺があるあるを信じたばっかりに、みほにパラパラじゃないチャーハン食わせてごめん!俺・・・俺・・・これからどうやってチャーハン作ればいいのかわかんないよ!」
泣き出さんばかりのこひくんを見てわたしは、「そんなことはない。おまえのチャーハンはパラパラしていた。うまかった。自信を持って今までの作り方で作ればよい。」と慰めた。
慰めながらも、「おまえがチャーハン作るのなんて1年に1回あるかないかだろうが。被害者ヅラすんな。」と思った。
そもそもレタスだって、おまえが眠れないときなんてないんだから問題ない。
手作り
もーーーーすぐバレンタイン?それは気が早い?でも今日はバレンタインの話だっ!リャー
去年のバレンタインはこひくんにゴディバのチョコをあげた、って話は確か去年の日記で書いたけど、実はゴディバのチョコだけじゃなく手作りのチョコもあげていたんだよ。ゴディバと手作り、2つもくれてやったんだ!あのデブに!
それまでは「ゴディバのチョコが食べてみたい!」と騒いでいたこひくんだったけど、いざその二つをくれてやったら、「ゴディバなんかよりみほの手作りのほうがおいしいし嬉しい!」と喜びの涙を流して食っていたもんだった。
昨日スーパーのチラシのバレンタイン特集を見てふとそんなことを思い出したわたしは、早速こひくんに「去年わたしがあげたチョコはどうだったかね。今年も手作りのチョコが欲しいかね。」と恩着せがましく聞いてみた。するとこひくんはこう答えた。
「え・・・?あれ・・・?去年って手作りチョコもらったっけ?確かゴディバのチョコじゃ・・・?」
!!!
ヒッ、ヒデェ!!!ありえねぇ!!去年あんなに喜んだくせに、手作りチョコのことすっかり忘れてやがる!!!
「ちょっとちょっと。ほんとに覚えてないの・・・?わたしあげたじゃん。トリュフチョコ。」
「えー・・・???もらった・・・かなぁ??」
あまりにもヒドイ受け答えにショックを受け絶句していると、その様子にきづいたこひくんが焦りながらこう言い出した。
「あ、ウソウソ!ホントは覚えてる!手作りチョコね!去年もらったね!あれはよかった!」
なんたるしらじらしさ!!本当は覚えてないくせに、よくもヌケヌケと!
「ヒドイよ!わたし一生懸命作ったのに!溶かしたり!固めたり!すっごくタイヘンだったのに!」
「うん、あれはタイヘンだったろうね!立派だったもんね!上手に作ってあったもんね!」
「どうせ覚えてないんだろうが!」
「そんなことないよ!トリュフでしょ!?忘れるわけがないよ!」
「じゃあどんなチョコだった!?」
「えっ!・・・あのー・・・そのー・・・トリュフ・・・あー・・・・・・・・
・・・・・すっごい丸まってた!」
オマエ、馬鹿にしてンのか?手作りチョコの感想が『すっごい丸まってた』ってなんなんだ。
今年のバレンタインはオマエの頭を丸めてやろうか?