詰め替え
おはようございます。給食費はちゃんと払おう!
夕べ食器洗いをしてたら洗剤がきれてしまったので、こひくんに「棚に入ってる詰め替え用のジョイくんを持ってきてくれ!」と頼んだ。こひくんは「ヨッシャ!」と元気よく返事をし、駆け足で詰め替え用ジョイくんを持ってきてくれた。
サンキュウ!エライ!仕事がはやい!わたしがそう褒めると、こひくんは嬉しそうな顔でこう言った。
「そう?じゃあ詰め替えるのも俺がやろうか!?」
あーじゃあやる?と、カラになったジョイくんの容器を手渡すと、こひくんはニコニコしながら皿を洗うわたしの隣で詰め替え用のジョイくんを注ぎはじめた。「こひくんはえらいなぁ」と感心しつつも、皿洗いに没頭するわたし。
・・・ふと、辺りが異様に洗剤臭いことに気付き、こひくんの方に目をやっておののいた。
床一面洗剤浸しっ!!!!!!
ちょ、ちょっとオマエ、なにしてンのさ!!
「えへへ。まだ若いかなぁと思って。」
は?なに言ってンの?
「いや、だからね、開かせようと思ったの。」
・・・・???
「この洗剤まだ若そうだから、高いところから注いで空気に触れさせて開かせようと思ったの。そしたらこぼしちゃった!」
え・・・・・・・・それって・・・・・・・・・・・・・・・デキャンタージュ??
「うん!でも失敗しちゃった!」
・・・へぇ・・・そっか・・・
で、こひくんさぁ。この洗剤を開かせた暁にはもちろん、ワインのように飲み干すつもりだったんだよね?もしそうじゃなかったら、許さないぜ?
床を拭きながらそう思った。