車カー

古い話で恐縮です。

先週末(19日あたり)にこひくんの実家、ニーガッタに帰省してきました。超寒ガッタ!メチャメチャ雪降ッデタ!デモミンナ元気ダッタ!ヨガッタ!

帰りに、おとーさんとおかーさんから大量の生ハムとピクルスを手土産にもらったよ。ヤホー!生ハム大好きー!生ハムを大量にくれるなんて、やつら神様か!わたしだったら、生ハムが大量にあっても絶対誰にもあげないよ。こひくんにだってあげないよ。ひとりでこっそりモソモソ食べる。心が狭いと言われたってヘッチャラだい。生ハムがなければボンレスハムを食べればいいじゃない?ってヌケヌケと言うよ。マリーレベルの女だ。まぁそれくらい生ハムが好きということで。いっぱいもらえて超嬉しい。

あ、そうそう。それと、車も手土産にもらったよ。だから帰りは車で帰ってきました。

いやーやっぱ車はいいなぁ。こひくんも久しぶりの運転ですごく楽しそう。
今までは、慣れない徒歩と電車の生活にちょっと意気消沈気味だったけど、これからはステキなカーライフが送れるね!買い物もラクになるね!安いときにまとめ買いとかもできちゃうね!米だろうがペットボトル1ケースだろうがどんとこいってなもんだ!あー、車って本当にいいものですね!
わたしがそう言ったら、こひくんもニコニコ顔でうなずきながらこう言った。
「まったくだね!車サマサマだね!大事に乗らないとね!みほも運転するときは気をつけなくちゃーダメだよ!」


嗚呼・・・
そう言ってたこひくんが、まさかその2日後にさっそく車をぶつけるとは・・・。


アパートの敷地内の駐車場で、駐車スペースの後ろの壁にゴーン!1階の住人のお子さん(小学生)が、興奮しながら「アハハハ!!お母さん!今すごい音したよ!外で誰か車ぶつけたんだよ!アハハハハハ!」と室内で大笑いする声が外にも響き渡る。わたしが焦りながら助手席を降り車体の後部を確認すると、バンパーがパックリ割れていた。
その後車を降りてきたこひくん。べっこり凹んで割れたバンパーを見てから、わたしのほうに向き直り、こう言った。

「へへへ。1階の子供に超ウケタね!」

ハァ!?
なんだそのセリフ!?今のオマエって、笑顔でそんなこと言える状況にあるか!?この状況でオマエのとる正しい態度は、まず顔面蒼白!その後謝罪だろうが!ふざけるな!

「いやぁ、でもさぁ。なんか予感はあったんだよねー。」

!?予感!?なんの??
まったく意味ワカンネー!!予感があるなら運転なんかするんじゃねぇよ!!役に立たねぇ予知能力身につけやがって!だいたいオマエはいっつもそうじゃないか!なんかやらかしちゃったあとは必ず、「でも俺こうなるってわかってた」みたいな顔するよな!?「だから俺的に全然問題ないです」みたいな!オマエのその顔、いったいなんなんだ!

「あはははー!みほ面白いこと言うねー!それじゃあ俺がまるで、ちっとも反省してないみたいに聞こえるじゃーん!!」



・・・・・まったくその通りじゃないか。オマエはいつ反省したんだ?



こひくんのことを『反省しない男』とは思わないでもらいたい。

本当のこひくんは、『反省しない上に、そのことを自覚さえもしない男』だ。