いろいろ

先週はなんだかせわしない1週間だった。友達が唐突に亡くなったり、いとこの結婚式があったりした。生きているといろいろなことがあるなぁ。めでたいことも、そうでないことも。

こひくんはいつものごとく土日以外は出張でいないので、とりあえずひとりで部屋でわんわん泣いたりしたのだけど、途中で、泣いてもなんにもならないし、ちっともスッキリしないことに気付いて、泣くのはやめてゲームをした。しょうもないし、どうしようもない。
そしたらそのあと、たくさんの友達から電話がかかってきた。最近ご無沙汰していたような友達からもかかってきた。なんで亡くなったのかなぁ。お葬式には行けるのかい?そんな話を一通りしたあと、皆一様にこんなことを言っていた。
「最近は皆それぞれ忙しく、おまえのように結婚したり引っ越したりしたものもいるけれど、それでも俺たちは、もっとこまめに連絡を取り合い、語り合い、笑い合わなければいけない。」
わたしは、「まったくそのとおりだ。」と返事をして、近いうちにみんなで会う約束をしてから電話を切った。
切ったあとに、ふと、『人ひとりいなくなったあとでしか、そんな大事なことに気付けないなんて、俺たちはバカだなぁ』と思った。


でも、それでも、これから先長い人生だから、今気付けてよかった。


きっと、何歳で亡くなっても、どんな亡くなり方をしても、どんな付き合い方をしていたとしても、どうせつねに、残された人間には後悔がつきまとうんだろう。


だとしても、俺たちはもっと語り合い、笑い合わなければいけないね。