Gehoo!

ついに暖房器具を買ったぞ!ヒーター!買ッター!ヤッター!これで人並みの暮らしができる。こひくんと二人で身を寄せ合って、プルプルしたりガチガチしたりする必要がなくなった。ヒーターを手に入れたことによって二人の距離は遠のくけれど、心の距離は縮まるよ。だって、部屋が暖かいと心まで暖かくなるんだ・・・

でもフトコロは寒いんだよっ!
ヒーター2万4千円もしやがった。高ー!ちくしょー。
わたしの金銭感覚だと、おバァになるまで使わないとモトが取れないわっ!ドアホッ!


まぁまぁ、でもなんだかんだ言っても暖かい部屋はいいですね。
夕べもこひくんと二人、「暖かいって、素晴らしいよネ!」なんて話をしながら、ぬっくい部屋でもりもりメシを食べました。部屋がぬっくいと食も進むってなもんですよ。おかわりに次ぐおかわり!ごはんに次ぐおかずに次ぐ味噌汁!(←三角食べ)

がっつり食って超腹いっぱい。思わず『ゲフー』とゲップをすると、こひくんがわたしに向かってこう言った。
「みほはゲッパーだなぁ。」
わたしはこの言葉にものすごくカチンときた。『ゲッパー』って!まるでわたしがしょっちゅうゲップをしているかのような言い草じゃないか。ふざけるな!言っておくが、わたしはそんなにのべつ幕なしゲップをしているわけじゃない。わたしそんな女じゃないわ。みくびらないで。ゲップをするのなんて月に3回くらいだ。成人女性の平均値と言ってもいい(たぶん)。なのに『ゲッパー』って!なにその称号!ヒドイッ!
怒りで我を失ったわたしは、こひくんをこう怒鳴りつけていた。
「わたしのどこがゲッパーなのさっ!こひくんなんてオナラばっかりしてるんだから『オナラー』じゃないか!いや、わたしが月3回のゲップでゲッパーになるなら、月30回以上オナラをしてるオマエは、オナラーのさらに上の称号『オナリスト』だ!オマエをこれから『オナリスト』と呼んでやる!」



これを聞いたこひくんは慌てて「その言葉は誤解を招くから、それだけは勘弁してください!」と土下座して謝った。

最初は「なんのこと?誤解ってナニ?」と全然ワケがわからなかったウブなわたしだったけれども、途中でその称号の響きのヤバさに気付いて、顔がポッとなりました。