熱帯夜

いやー暑い!暑い暑い暑い!こればっかり言ってるね。ごめんね。でもほーんと暑いよね。

なにせうちにはクーラーがないんだ。扇風機もない。引越しのときに捨ててきちゃったからね。冷やすものといったら最新型の冷蔵庫ぐらいか。でもこれは、食品を冷やすためのもの。どうしようもないね。俺たち二人は、ただ暑い暑いと騒いで、最新型の冷蔵庫が作り出す氷をガリガリガリガリかじるのみ。あー暑い。


こう暑いとなにが困るって、夜寝るときだよね。もう全然眠れない。寝返りうちまくり。こひくんなんてビチョビチョだからね。こんなに汗をかいちゃって、よくこの人は生きていられるなぁ、というくらいの汗の量。いやーすごい。そしてクサイ。


こひくんは朝が早いので、なんとしても夜はぐっすり眠ってもらわなければ困るんだよ!ぐっすり眠ってしゃっきり起きて、元気よく会社に行ってほしいよね。そこで、仕方ないからわたしが一晩中うちわでパタパタパタパタあおぐわけ。オマエは赤ちゃんかっつーの!もしくはウナギかっつーの!しんどいわっ!うそ!それはうそ!好んでやってます。だってすげーんだから!あおいだとたんに「グゥ」とか言い出すんだよ!すげー!寝るのはえー!で、あおぐのやめたとたんにフンフン言い出して寝返りをぐるんぐるんうちまくるわけ。あーもうオマエは、わたしがあおいでやらないと眠れないんだね!ってなもんさ。
「ちょっとちょっとー!あおがなくていいよー!そんなことされたら申し訳なくて逆に眠れないよー」と言ったくせに五分後に「グゥ」。いやーほんとにアイツはかわいいね!一生眠らせてやりたいくらいだね!


そんな日々を過ごしてきた俺たちだけど、ついに冷風扇とかいうシロモノを買いました!ヤフー!ホントはクーラーが欲しかったなんて、言わないよ絶対!じゅうぶん涼しいよ!



で、これにより、早起きできない言い訳がひとつもなくなってしまったよ。わたしは今、追い詰められてる感いっぱい。