ボ

こひくんたら最近、週刊少年ジャンプに連載中の漫画『ボボボーボ・ボーボボ』の話をしょっちゅうしているよ。こないだうちに来たときも、ボボボーボ・ボーボボを読むために、弟の古いジャンプをあさりまくっていた。わたしにも読めと勧めてくる始末。嫁だけに。
一体なんなんだ。ボボボーボ・ボーボボのなにがキミをそこまで駆り立てるのか。わたしはボボボーボ・ボーボボは一度も読んだことがないので、どういう漫画かわからない。かといって、こひくんのように古いジャンプをあさってまで読む気にはなれない。いちご100%は古いジャンプをあさって読んだけど。まぁとにかくボボボーボ・ボーボボのなにがそんなに彼を惹きつけるのかまったくわからないので、直接ご本人に聞いてみることにした。
ボボボーボ・ボーボボってなにがそんなに面白いの?」
そしたらこひくんはこう言った。


「そんなに面白くない。」


えーっ!あんなに熱烈に語っていたくせに!あんなに猛烈に読みふけっていたくせに!しかもめちゃめちゃニヤニヤしながら!えーっ!?一体どーなってるのさ!この裏切り者っ!
「別に好きじゃないもん!ちょっと気になってるってだけで。」
えーっ!なにそれ!小中学生が「オマエ○○ちゃんのこと好きなんだろー」って言われたときに言うセリフと一緒だ!怖えー!なんか怖えー!コナンと逆だ!『見た目はオッサン!頭脳は子供!』!



こひくんにはもっと、好きなものは好きと言える気持ち抱きしめられる子になってほしい。と思った。


あと、そんなにボボボーボ・ボーボボについて語りたいなら、そろそろ正確に『ボボボーボ・ボーボボ』と言える大人になってほしい。とも思った。こひくんは『ボ』が1個多い。