昇仙峡

絵はがきのような写真

今日はいい天気だったので、近場の観光スポット昇仙峡に行ってきた。
ハイキングコースを歩き、山を登り続けること2時間。目に眩しい緑と豪快な水しぶきをあげて落ちる滝。清純な空気。ガクガクする足とズキズキ痛む脇っ腹。あーつれー。2時間の山道はつれー。マジ勘弁。わたしが悪かった。考えが甘かった。散歩気分だった。こんなはずじゃなかった。
とかいいつつも半ば意地になって、歩いて行けるトコまで登りきる。
さすがに歩いて下りるのはもう無理!ギブ!ってコトで、情けない話、そばにいたカップルとあいのりでタクシーを使って下山することに。

あいのりしたそのカップルは、いてもたってもいられない!というくらいラブラブな感じで「千葉から二人で来たのだ」とそれはもう嬉しそうに話していた。
するとタクシーのおっちゃんが私たちにも「そっちのお二人はどっから来たの?」と聞いてきた。こひくんが「甲府の○○町です」と答えると、そのおっちゃんは「え?女のかたも?ふたりとも同じ町内からきたの?」とヘンな食いつき方をした。
こひくんは、同棲しているということを言うのが恥ずかしかったらしく、えぇ…まぁ…あの…その…、と急にしどろもどろになった。運転手さんはおかまいなしで、「なんで同じ町内なの?」「町内会のお知り合いなの?」とおかしな質問を繰り返し、あげくの果てに「もしかしてご兄弟?」ととんでもないことを言ってきた。なぜ普通に「カップルか夫婦?」と思わず、「町内会のお知り合い?もしくは兄弟?」となるのか。
こひくんは途中でめんどくさくなったのか「じゃあ兄弟で。」と言ってその場を片付けた。


確かにもう一方のカップルに比べたらラブラブ度合いは足りないかもしれないが、それにしてもそんなに、我々はカップルに見えないんですか。と思った。